TATSUYA 〜ヒューマンビートボックスを通して文化を創る〜

Popcorn Guyとは・・・♡

Popcorn編集部イチオシの「なりたい自分」を体現している素敵な男性をご紹介!
今回はヒューマンビートボクサー言えば一番に名前が挙がるTATSUYAさんです。

 
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ヒューマンビートボックスのプレイヤーとして日本一の称号を手に入れ、テレビやCM等、メディアへの出演を多くこなすだけでなく、「一般社団法人日本ヒューマンビートボックス協会」の設立や、日本一のビートボクサーを決める大会『JAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIP』のプロデューサーなどを務める。

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ヒューマンビートボックスについて教えてください。

ヒューマンビートボックスとは人間の口でレコードのスクラッチ音や、ベース音などをリズムに載せて、音楽を作り上げるテクニックです。

ビートボックスやラップ、ダンスなどは、一言でいうとクリエイティブさを求めていて、それが、いかにイケているかイケていないかを競うクリエイティブな勝負なんです。「あいつすごいかっこいいことやってるから俺もかっこいいことやるぜ」みたいな。お互いを高めあって作られたもので、そもそも音楽を口でやろうというアイディアとか、言葉をテンポに合わせて言ってみようとか、DJの合間ですごく激しく踊ってみようとか、そういう発想は、全部アメリカのクリエイティブさという環境がいろいろ作っていると思っていて、そのクリエイティブさを大事にするというのが、ビートボックスの 1 つの方向性かなとも思っています。

近年では世界的に 1 対 1 で行うバトル形式が主流ですが、クリエイティブさを競いつつ、スポーツマンシップに近いところがあり、自分の悪かったところや相手の良かったところをいろいろ見直して次のステップに進むといった自分たちを高め合う精神でやっています。

 

ヒューマンビートボックスをもともとは仕事にしようと思っていなかったとお伺いしました。

全然思っていなかったです(笑)。
高校を卒業してからは、服飾系の専門学校に行きました。自分のやりたいことを考えた時に、いわゆる普通の仕事ではないなと思っていたんです。普通の仕事ではないとすると何なのか考えたときに、学生なのであれもこれもやってみたいという気持ちがあって、でも人生一度きりなので、何かまとまってできることはないかと考えました。そんな時、映画監督だと、俳優、服飾デザイナー、スタイリスト、音響関係、映像関係のスペシャリストを自分の好きなようにお願いできるのではないか、一度にあれもこれもできるのではないかと思ったんです。それで、映画監督の勉強会に行ったのですが、どうもしっくりこず、もう1つ興味があった服飾関係の勉強をしてみようと思い、服飾の学校に行っていました。

ヒューマンビートボックスは、ただライブで見てビビッときたという感じで始めました。その時は、そもそもヒューマンビートボックスが職業として成り立つと思っていなかったので、仕事にしようなんて全く思っていなかったですね。

きっかけは、専門学校を出た後にライブでやってほしいという声掛けが既にあり、都内のclubイベントを中心に毎月 20 本以上依頼があったんですね。当時は仕事としてやっていなかったので、お金は一切いただいていない状態でしたが、今日も出て、明日も出てみたいな状況でした。これはそろそろ職業としてチャレンジしてみるのもいいかなと思った瞬間があり、それが 21 歳の時なのですがそこから本格的に職業としてやり始めました。
ダンサーとの人脈があったので、ダンサーのカルチャーを見てみると、スタジオで生徒にレッスンをするというところで生計を立てている方が多かったので、ビートボックスもスタジオでレッスンするという形でスタートしています。

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好きなことを仕事にして良かったですか?

良かったです!高校生の時に、自分は全然マメじゃないし、誰かの下でコツコツデスクワークをするのは絶対無理だと自分の中で勝手に思い込んでいたので、選択肢がなかったんですよね。やりたいことで一生懸命仕事にするという道しか選択肢がなかったので、迷ったというよりは消去法です。

ヒューマンビートボックスでもそうですし、生きていくにあたってもそうですが、自己分析をどれぐらいできているかというのが大事です。やりたいことと適性は違うので、きちんと自分の中で、何が好きで何が嫌いで、何が向いていて何が向いていないかを受け入れてそこから色々考えていくとうまくいくのかなと思います。

 

TATSUYAさんにとってヒューマンビートボックスとは何ですか?

ヒューマンビートボックスはツールだと思っています。それ以上でもそれ以下でもなく、例えば、自分が生活している上で得た経験とかこういうのあったら面白いなということをビートボックスというツールを通じて表現したりとか、ビートボックスというと遊び的なイメージがあり社会的なイメージはないと思うのですが、続けていくことで、ツールを通して社会のことを知れたりだとか、色々学べることがあったので、そういった意味で何かを得たり、何かをインプットしてアウトプットするツールという感じです。
画家であろうが、ダンサーであろうが、多分同じなんだろうなと思います。

 

ヒューマンビートボックス協会を立ち上げたり、大会を開催したりとまさに、開拓者だと思いますが、苦労したことはありますか?また、どうやってその困難を乗り越えたのですか?

基本的に大変なことしかないですね(笑)。まず、文化と経済みたいなところを考えた時に、経済は、やはりお金を作る上で重要なんですよね。もちろんそれも重要だと思うのですが、文化がないと経済も動かないとも考えています。ただ、文化を創るということに関しては、経済が回るわけではなく投資になるんです。経済が回らない状態の中で自分たちの出来る範囲で育てていくというのは大変なことしか基本はないです。それでも、今、 7 年目に突入し、文化という意味では相当広まったと感じています。
乗り越えられた、続けられたのは 10 年後、 20 年後を見た時にすごくいい文化になっているなと思っていますし、今やっておくことが必ずプラスになるなと確信があるからですね。それだけでここまでやってこれました。あとは先輩方や後輩、周りの方々の存在やサポートがなければ続けてこれなかったと思います、僕一人じゃ本当に何もできないので(笑)、迷惑を掛けてばかりですが本当に感謝しています。

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見られる仕事でもあるかと思いますが、見た目、ファッションで気をつけていることはありますか?

ヒップホップカルチャー、ストリートカルチャーと言えばB系というイメージがあると思います。ファッションの部分で定着しているところがある中で、もう少し、スタイリッシュなところがあってもいいんじゃないかなと思っていたので、そういうところを意識して洋服は選んでいます。
今は、ハイストリートというカテゴリーがあります。LAのブランドが多く、高級感があるようなスタイルなのですが、LAの文化は音楽もそうですが先端を行っていて、必ずLAのものはアジアにも広がっていく時代なので、そういうものを取り入れるようにしています。

そういうことに限らず、トッププレイヤーが全くファッションに興味がなかったとしたら、カルチャー自体の質が下がってしまう、かっこよくなくなってしまうじゃないですか。なので、トッププレイヤーである限りは、見本になるような格好をしたいですね。できているかはわかりませんが(笑)。

 

ビートボックスといえばTATSUYAさんと言われていますが、業界を代表する人として心掛けていることはありますか?

ルーツがあって今があることを重んじて、その上でリスクを恐れないようにすることですね。もし、仮に、B系ファッションでヒップホップミュージックが大事だと言い続けていたら、時代に合わずに消滅してしまっていたんじゃないかなと思います。
だから、今どういうものが求められているかといった時代も意識していますし、もともとヒップホップやっていた方からするとちょっと邪道だよねと言われるかもしれませんが、それをリスク恐れてやらないと取り残されてしまうというのもあるので、絶対良くなると思うことをリスクを背負っても信じてやるようにしています。

 

今後の夢・目標はありますか?

僕はヒューマンビートボックスに出会ってから 10 年経ちますが、正直得たモノは量りしれません。でもヒューマンビートボックスを通じて世界中の人と繋がれたり、子供たちが楽しみながら想像力を高めたり、この文化の可能性を育てることによりまだまだ沢山のことが得られると思っています。ヒューマンビートボックスに関わった人全てがやってて良かったと思えるような環境を作っていきたいと思っています。

個人的には歴史に名前を残せるようにどんどん積極的にビートボックスを通して改革していきたいと思っていますし、ストリートカルチャーにはヒューマンビートボックス以外にも沢山素晴らしい文化があるので、これをきっかけに是非アンテナを張って色々知って欲もらえることを心から願っています。

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モットー・大事にしていることはありますか?

なるべく自然体でいることは意識しています。例えば、無理に格好をつけたり、無理にできないことをできるように見せたり、そういうのって色々自分にもかえってくるし、しんどいんじゃないかと。なるべくストレスフリーというか、自分がやりたいと思ったことをやるようにしたりだとか、それはすごく意識をしています。

 

近々大会はありますか?

日本で最大規模でやっている日本ヒューマンビートボックス協会でやっている「Japan Beatbox Championship」というものがあるのですが、 11 月 6 日に品川ステラボールで 2,000 人規模の大会を開催します。
こちらは、どなたでも参加が可能で、ヒューマンビートボックスを実際にやっていないお客様が 8 割と多くなっています。ヒューマンビートボックスをあまり知らない方でも楽しめる熱気あるいいイベントです。
音楽で戦うというのが、ラップではありますがラップはラップミュージック。ヒューマンビートボックスではジャズだったり、エレクトロミュージックだったり、ヒップホップだったり、総合音楽の戦いなので、もう 1 つ幅広いジャンルです。審査員も海外から招いる特別な大会です。

 

日本ヒューマンビートボックス協会について

ヒューマンビートボックスの普及振興を通じ、社会一般の理解と信頼を高めるとともに会員相互の交流、連絡、親睦その他会員に共通する利益の向上並びにアーティストの技能向上、社会的地位の向上を図る為の活動を行う。
・日本一を決める公式大会(Japan Beatbox Championship)の運営
・レッスンなどの教育関連事業
・国内外の関連イベント情報の収集
・JAPAN BEATBOX SHOPの運営
・その他、日本のヒューマンビートボックス文化における一切の事業

日本ヒューマンビートボックス協会のサイトはコチラ

 

 

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